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NHKの番組制作態度に関して

2009.09.17 *Thu
fc2に引越しした際に、ここのブログではシチメンドクサイ事は書かないでおこうと決めた。
頭が悪いのに、屁理屈を捏ねる性格なので、趣旨が判らない長い文章になってしまう。
せっかく訪問して下さる方々にも楽しく無いだろうから。

が、今回は少し書いておきたい。
7月のトムラウシの遭難事件に関しても、上記の理由から何も触れないできた。
また情報が錯綜し、疑問点も多く、個人的見解を纏める事が出来なかった。
情報に関しては今月号の「山と渓谷」と「岳人」で検証され、かなり詳しく判ってきた。
この遭難事件に御興味のある方は、図書館なりでゆっくり目を通される事をお勧めします。

15日、朝のNHK総合の「生活ホットモーニング」という番組で、「中高年登山」に関しての
注意点を扱っていて、その中でトムラウシの遭難に関しても扱われた。
その際に、私がずーっと疑問に思っていた事が遭難の一原因として挙げられた。
正確に逐一覚えてはいないが、私の解釈では、
「参加者の中には雨の中を歩くには相応しく無い人も居た=雨具を着ていない」という様な
発言と共に、亡くなった方の服装が御遺族の協力で紹介された。
しかし、画像では雨具としか思えない上着とズボンが映っていた。
この点は遭難発生時から、自衛隊員の発言として「ペラペラな上着しか着てない云々」とあり、
遭難者の自己責任論の一因とされており、
私としては、前日も雨天の中をあるいており、有り得ない事だと疑問に思っていた点であった。
恐らく生地の厚い頑丈な衣類に慣れた自衛隊員には、薄手のゴアッテクスの雨具は
完全防水の雨具として認識されなかったのではと思っている。

そこで、雨具では無いとする根拠をしりたくて、NHKにメールで問い合わせをした。
膨大なメールが届くであろうに、NHKから本日御丁寧に回答があった。

 「亡くなったツアー参加者の服装に関しまして、番組では、「警察の調べでは、亡くなった人の
多くが、フリース素材の服の上に、薄手のジャンパー類しか着ていなかったことが分かっています」
とコメントしております。
したがって、雨具を着用していなかったとは表現しておりません。
また上記の表現は、北海道警への取材を基にしております。
参加者の服装については、現在も警察の調べは続いており、一日も早く、その詳細が明らかにされる
ことを、NHKとしても望んでおります。」

成る程、雨具では無いとは言ってない。 私の解釈は曲解か?
しかし、普通登山者は雨具を「薄手のジャンパー」と表現する事は無いと思う。
この表現では雨具を着ていなかったと解釈されても仕方ないのではないだろうか。
事実、「岳人」の検証の中で、
「雨具や着ている衣類が登山用ではなかったのではという情報が流れたことに、
 (そんなことはない。みんな登山用の雨具であったし、服装も、下着まではわからないけれど、登山用のシャツやズボンだった。)と話を聞いた参加者は口を揃える。 写真を見せてもらった、服装におかしなところは見受けられなかった」
とある。
これは、私の想像と一緒だ。

問題は、 岳人の記者は無事に生還した遭難者に直接取材している事に反し、

NHKは
「また上記の表現は、北海道警への取材を基にしております。」

と、警察発表を鵜呑みにし、独自の取材を行っていない事なのだ。
確かに、岳人の記事も生還者の一部から成り立っている。
しかし、少なくとも検証している。
が、NHKは自分達で事実確認をしていない。

番組は遭難検証番組ではない。
所謂バラエティー番組の一つかもしれない。
しかし、トムラウシの遭難事故から何かを学ぶという趣旨であれば、
何の確認も無しに、警察発表を垂れ流すだけで良いのであろうか?
マスコミとしてこの様な態度はどうなのであろうか?
マスコミの存在意義の一部を自ら否定しているのではないだろうか?

NHKはマスコミではなく、某国営放送だから、
公的機関の情報を垂れ流すのが役目なのだろうか。

最後に、私はマスコミを「マスゴミ」と卑しめる表現は好きではない。
マスゴミと陥れることで、表現の自由を封じようとしている様に感じる。
どんな下らないマスコミであれ、表現する自由が認められるのが、
民主国家の基本だと思っているから。
取捨選択は受けての我々にある。
だからこそ、きどって番組作りたいなら、
マスコミとして最低限度の態度を示してくれないかなあ、 某国営放送さん!

長くて誰も読まんな・・・。
CATEGORY : 山歩き
COMMENT (8)  TRACKBACK (0) 

COMMENT

完全防水かが問題
MINMINさん、いつでもコメント大歓迎です。

NHKの番組は皆さん、ご覧になってないと思います。
問題とした事は、NHKが事実確認をしたのかどうかで、
その点に関しては記事にNHKの回答を書いた通りです。
この遭難事故に関しては、意図的なのか、参加者の装備の不備が最初から言われていて、私はその点を疑問に思っています。
個々の装備に関しての具体的資料は公になっていませんが、
岳人でも山渓でも、装備の不備は考え難いとなっています。

おっしゃる通り、雨具は持って歩く事が多いので、軽い物がどんどん出ていますね。
記事に書いた様に、知らない人にはそれが完全防水の雨具には見えないのだと思います。
ソフトシェルだったかどうかは判りません。
ただ、最近は完全防水のソフトシェルが出ていますので、
問題はソフトシェルかどうかではなく、完全防水であったかどうかだと思います。

両方の記事は夫々特徴がありますが、私も岳人の記事がより参考になりました。 生存者3名にインタビューしている点と、夫々の行動中の詳細が載っているからです。
山渓でも生死の分かれ目を、基礎体力と気力としていますが、これは私もそう思いました。 やはり若い方の方と男性が生き残っている。
また、生存者の真鍋さんという方のインタビュー記事は、彼等がいかに凄惨な状況を生き残ったかを教えてくれます。
両誌を読むと、生き残る方法のヒントが学べると思いました。



2009/09/21(月) 15:34:26 | URL | REI #Q0/G/4Qc [Edit
亀コメント失礼します。完全に出遅れました・・・・。
肝心のNHKは私は見ていないのでコメントができません。だから、山渓と岳人の雑誌を立ち読みながら一応ざっと読んだ程度(熟読ではないです)との感想を少し書きますね。(自分のところで書くと、また対応しなくちゃならないのは面倒だあ 苦笑)

私が雑誌の写真などを見た限りでは、薄っぺらな雨具もどき?と言われたものは、もしかしたら、最近流行の軽量のゴアテックスないしは、ソフトシェル?とかいう名称で売っているものじゃないかしら? ソフトシェルは冬山などでも盛んに売り込んでいますね。あまり大量の雨には強くないけど、軽い雪ぐらいならばいい? ツアーって、お金持ちの人が多いという感覚が私にはあるので、ソフトシェルみたいな軽量でそれなりのお値段みたいはのを持っている人が多いのじゃないかな?最近は値段を出すと軽量化できるようなので、最新式=軽量=お値段高目=だけど見かけが薄い・・・という感じかなと推論しました。

まあ、二つの雑誌のうち、力を入れているのは山渓のように思えたけど、実際に切り口は微妙に違って、岳人の方が自分の感性には近いかも? それと、15×15=225なので、1パーティーが200万円を越すので、それが連日北海道に詰め掛けるわけだから、避難小屋のデポや、まるで札束が歩いているように見える・・・というツアー会社経営者の感覚も分かるような気がします。実利益がこのツアーで幾らでるのかな?航空代やら実費を引いてもそれなりの利益率だとすると、うーーーむ、美味しすぎるご商売なのかもしれません。そんなことを考えさせられました。

本筋とあまり関係ないコメントで失礼いたします。
2009/09/20(日) 00:31:39 | URL | MINMIN #195Lvy4Y [Edit
こちらこそ
nmzkさん、こちらこそ、キツイ反論の仕方で申し訳ありません。
NHKも余程クレームが多いのか、回答がまるで針鼠の様にトゲトゲしてますけど、私のもメイ並みの攻撃的反論ですね。(苦笑、反省)

もしかしたら、私の一番言いたいのは、「マスゴミ」と侮られる様な報道はするな!という事だったのかもしれません。
今夏のNHKの一連の終戦関連番組は、私はとても優れたものだったと思っています。
NHKでないと作れなかったかもしれない。

おっしゃる様に、番組制作者の問題だと思います。
製作時間と費用の問題がありますから、独自取材は無理かもしれませんね。 ただ、社会部?とかと共同で取材した上で、纏める方法もあったでしょうに。

岳人の記事を読むと、ツアー参加者と言いながら、無事生還された方の装備・行動は、一部で言われているような低いものではなく、学ぶ事が多いです。
亡くなった方々でも、同じ様に用意周到な方もいたと思います。 年齢や体力の差が、運命の別れだったのではないでしょうか。 何よりもガイドとツアー会社の責任に触れる事なく、トムラウシの事故を語る事は片手落ちだと思います。

nmzkさん、大人の対応、お見事です。
私も実年齢に見合った「大人」になりたいものです。
(年齢と体重だけは、かなりなんですけどねえ・・・)
 
2009/09/18(金) 18:50:20 | URL | REI #Q0/G/4Qc [Edit
ご免なさい!!
いえいえ、とても勉強になりました。
有り難うございます。
私の読解力の問題が多分に有ると思われますm(__)m

REIさんが記事に書かれた通り“取捨選択は受けての我々にある”と思います。

しかし“視聴率”なるもので判断するとゴシップやスキャンダル、お笑いなどが上位になるのもしかたが無いことです。

NHKという組織の中で制作されたことは事実でしょうが、現実的に遭難検証番組とバラエティー番組とではチェックの仕方に差が有ることは否めないと思います。

今回の場合はNHKが怠っていると言うより(大きく捉えればその通りですが・・・)、個々の番組制作責任の問題ではないかなと私は思いました。

私の方こそ自分の理解不足で、もし不快な感じをさせましたらご免なさいm(__)m
2009/09/18(金) 17:02:21 | URL | nmzk #Wh5SkbOM [Edit
日本放送協会
nmzkさん、おっしゃる通りです。 駄文をお疲れ様です。

まあ、某国営放送と言うのは、暗に(明確に?)NHKを卑しめているだけで、日本には国営放送はありませんね。
だからこそ、大本営発表を垂れ流すしかなかった、戦中の報道の様になってはいけないと思います。

NHKだからと言っている訳ではなく、
NHKが製作した番組の製作態度に関して書いたつもりです。
何もかも自分で検証してから放送しろと言っている訳でもなく、遭難から2ヶ月近く経った時点で、他のマスコミ(雑誌)が取材を元に取り上げているのに、NHKがそれを怠っているとしか思えないので、文句を言っている訳です。

他の民法、マスコミはもう忘れてますよ。
その点は、やはり気象遭難が起こりやすい秋山の時期に、番組作成したNHKはマシでしょうね。
(トムラウシは単純な気象遭難と言いたい訳ではありません。 だいたい、急激な気象悪化だけが原因の遭難なんて有り得ない。 気象観測性能が上がった現代では、人の判断ミスが一番の原因なのに)

NHKだから、とは書いたつもりはないけどなあ・・・。
NHKの番組だから、NHKに関して書いたんだけどなあ・・。

私、本当はシチメンドクサイ事は大事だと思ってるんです。
ただ、どうしてもこんな文章になって、話し言葉と違うので、相手を不快にしかねない。
難しいです。

2009/09/18(金) 15:10:26 | URL | REI #Q0/G/4Qc [Edit
私も読みました(^_^;)
私はあまりTVを見ないので自分の考えを述べる資格も無いのですが、REIさんの文章の論旨はもっともだと思います。

只、正確に言えばNHKは“放送法に基づく特殊法人”で国営放送では有りません。
そして民間のマスコミで有っても、いい加減な取材による報道は認められることでは有りません。

放送法ではNHK、民間放送などの区別無く“報道は事実をまげないですること”という原則が有ります。

私たちが“受信料を払っている”という考えも有るでしょうが、民間放送に広告をしているスポンサーもそのお金の出所は私たちなので、NHKだから・・・というご意見には賛成いたしかねます。
私もシチメンドクサイことを書いてご免なさい<m(__)m>
2009/09/17(木) 23:01:13 | URL | nmzk #Wh5SkbOM [Edit
危ない会社
クレソン坊やさん、今晩は。
お疲れ様です。(苦笑)

それてませんよ。 本当はそっちが問題なんですけど。
アミューズの噂はある程度知っていたんです。
だから、ああついにって感じでした。
去年夏に千葉の年配の御婦人が、南岳からの下山で滑落死亡の事故があったのですが、これもアミューズでした。
具合が悪い老婦人(60歳後半~70歳位だったような)を
天候の悪い中、アンザイレンしないまま下山させて、滑落死亡事故を起こしたのです。

御指摘の募集も凄いですね。 ロングだし、キレット越えだし、体力も経験もないと、即事故に繋がりそうです。
そのアミューズがまだツアーを募集し、実施しているのも凄い事です。


2009/09/17(木) 21:29:52 | URL | REI #ZxXOt7Ek [Edit
こんばんは。
長い文章を読んでしまいました(笑)。
まあ、NHKに限らず最近のテレビ局は取材に手抜きを感じることがあります。マスコミのレベル低下なのでしょうか。
それよりも、小生はあのツアー会社のサイトを見たのですが、そちらのほうがひどいですね。
確か小生が見たときは白馬から五龍、鹿島槍を抜けて扇沢に下りるコースを募集していて年齢制限だけ70歳以下とあって、経験は不問だったように思います。これは事故をいつか起こすのではないでしょうか。
少し話がそれたみたいですね。
2009/09/17(木) 21:00:06 | URL | クレソン坊や #- [Edit

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